週刊Dose 2026年9月28日〜10月4日

6日分 / 全76本(論文38・リリース11・ニュース27)

サトシ

サトシの総括

医療DXエバンジェリスト/薬剤師

声で書く記録と、駅や団地で受ける診療が広がった週

今週は76本を取り上げました。論文38本、ニュース27本、プレスリリース11本です。前週の64本から12本増え、リリースは4本から11本、ニュースは19本から27本になりました。テーマでは生成AI・LLMが16本で一番多く、電子カルテ・記録業務が15本(前週7本)、オンライン診療・遠隔モニタリングが13本(前週7本)と続きます。5点をつけたのは5本です。

声で書く記録:救急車から診察室まで、時間は自己申告

記録業務では、話した内容をAIが要約して入力欄に流し込む仕組みが、救急と外来の両方で出ました。兵庫県中西播磨の3消防本部は、口頭の報告を生成AIが要約して自動入力する「HEARTS 2.0」の本格運用を10月に始めています。モニタOCRの対象6項目の完全正解率は92.3%と発表されています。外来向けでは「カルステップ」のMac版が出ており、AI使用料は1分約1円の従量課金です。デンマークの家庭医20人の前後比較では、記録時間区分が2.85から2.29に下がりました。ただしこれは実測ではなく自己申告の区分です。

姫路市消防局など兵庫県中西播磨の3消防本部が、生成AIで音声入力を要約する救急搬送システム「HEARTS 2.0」の本格運用を2026年10月に始めたという発表。

  • TXP Medicalの「NSER mobile」が基盤。管轄人口計約79万人、年間救急件数計約48,800件の地域を1つのネットワークで結ぶ
  • 口頭のサマリー報告を生成AIが要約し、システムの項目へ自動入力する。モニタOCRは対象6項目の完全正解率92.3%と発表している
  • 音声の自動要約・構造化の本格導入は全国初と同社は説明している。個人情報の入力にはLLMを使わない運用ルールを定めた

出典:TXP Medical / 姫路市消防局・西はりま消防組合・赤穂市消防本部、救急DXを推進― 中西播磨地域3消防本部が同時にNSER mobileをベースとした次世代救急システム「HEARTS 2.0」を本格運用開始

サトシサトシ
救急隊からの電話の申し送りは、受ける側も聞き漏らしが怖いところです。LLMを使う場面を絞るルールまで書いてあるのは実務的だと感じました。

フットスイッチで録音からAI要約、カルテ転記まで操作する医療支援AI「カルステップ」のMac版が正式リリースされたという発表。

  • 診察の会話を文字起こしし、SOAP形式などに要約して下書きを作る。Windows版と同等の機能で、2026年8月26日に提供を始めた
  • 初期費用はキャンペーン価格5万5,000円(通常7万7,000円)、月額保守5,500円(いずれも税込)。AI使用料は1分約1円の従量課金
  • 導入医療機関は150施設以上と同社は説明している。Mac版も備品付きの1週間無料トライアルがある

出典:MJS / Macの診察室にも、足元からカルテ作成を支援するAIを。「カルステップ」Mac版を正式リリース

サトシサトシ
足元のスイッチで操作するのは、診察中に手を止めたくない先生には合っていそうです。1分1円の従量課金は小さな診療所でも試算しやすいです。

デンマークの家庭医がAI記録支援を日常診療に導入し、記録時間とカルテの質が導入前後でどう変わったかを調べた論文。

  • 家庭医20人が導入前239件、導入後236件の診察を記録し、各診察の直後に標準化した監査票で質と記録時間区分を自己評価した前後比較
  • 記録の構造化の自己評価は3.99から4.45に上がり、記録時間区分は2.85から2.29に下がった。SUSは平均77.5
  • 時間は実測ではなく自己申告の区分。外部の盲検評価も導入後が高かったが、評価者間の一致度は低かった

出典:JMIR Hum Factors / AI-Assisted Clinical Documentation in Routine Danish General Practice: Quantitative Pre-Post Study.

サトシサトシ
時間が自己申告の区分というのは弱いですが、日常診療のまま測った点は貴重です。実測でどこまで縮むのか、次の報告を待ちたいです。

オンライン診療の受診場所:団地、駅、町が用意する形へ

オンライン診療は、受ける場所を誰が用意するかの話が続きました。ローソンは2018年の閉院以降医療機関がなかったUR高幡台団地の店舗に受診施設を開き、処方箋は店内のクオール薬局で受け取れます。JR東日本は首都圏の19か所に続いて、古川駅構内と仙台駅近くに東北初のブースを設けました。香川県綾川町は、町内の小児科医が2人という事情から、0〜18歳向けの夜間・休日のオンライン診療を2027年2月28日まで実証します。

ローソンが団地内の店舗にオンライン診療の受診施設を開設したことについて、Impress Watchが報じました。

  • ハッピーローソンタウン日野高幡台店に9月29日開設。KDDIのリモート接客基盤を使い、専用端末で診療科と医療機関を選んで受診する
  • 処方箋が出た場合は、店内に併設されたクオール薬局で薬を受け取れる
  • 隣接するUR高幡台団地では、2018年の閉院以降、急な体調不良で通える医療機関が近隣になくなっていた

出典:Impress Watch / ハッピーローソンタウンにオンライン診療施設 診療と薬の受取を地域完結

サトシサトシ
診療から薬の受け取りまで店内で完結するのは、医療機関がなくなった団地には現実的な形です。服薬指導の丁寧さが薬局側の腕の見せ所です。

JR東日本が駅のオンライン診療個室ブースを仙台駅近くと古川駅構内に設け、首都圏以外で初めて運用を始めたことについて、日テレNEWS NNNが報じました。

  • ブースは首都圏の駅などに19か所あり、2026年10月1日に東北初となる2か所でサービスを始めた
  • 事前予約制で、提携する9つのクリニックの内科、皮膚科、耳鼻咽喉科の医師が診察する。受付から会計まで15分とJR東日本は説明している
  • 診察後は必要に応じて処方箋が発行される

出典:日テレNEWS NNN / 「気軽にスキマ時間で受診」仙台駅近くと古川駅構内にオンライン診療個室ブース(2026年10月1日掲載)|ミヤテレNEWS NNN

サトシサトシ
駅の動線上に診察室を置く発想は、処方箋を受ける薬局の立地にも響きそうです。駅前薬局との連携がどう組まれているのか知りたいです。

香川県綾川町が、夜間や休日に子どもが遠隔で医師の診察を受けられる小児オンライン診療の実証を始めたことについて、読売新聞が報じました。

  • 対象は0〜18歳の町民で、期間は2027年2月28日まで。ファストドクターに委託し、県内の自治体では初めてという
  • 受付は平日の午後6時から翌朝8時と、土曜午前を除く休日の終日。処方箋は希望する薬局へ送られる
  • 町内の小児科医は2人で、夜間診療を行う病院がなく、町外の病院を受診するケースがあると町は説明している

出典:読売新聞 / 香川:綾川町小児オンライン診療 実験開始 :地域ニュース

サトシサトシ
処方箋が希望の薬局に飛ぶ形なので、夜間に受けた処方を翌朝どこで渡すか、町内の薬局側の体制も気になるところです。

国内の導入例:台数と料金まで書かれた発表が出た

導入する側から見ると、台数や料金まで書かれた国内の発表が2本ありました。恵寿総合病院はスマートウォッチ300台を用意し、血圧・心拍数・SpO₂を看護師の入力なしで電子カルテに反映する運用を10月19日から始めます。全病棟への展開は2027年1月中旬までの予定です。pafinの「スマぞう」は、CT・MRIのCDをキオスクから受診者のスマホへ移すサービスで、初期費用30万円〜、年間利用料48万円〜(税別)です。院内LANにもインターネットにもつながない設計だと同社は説明しています。

恵寿総合病院が、入院患者がスマートウォッチで測ったバイタルを電子カルテへ自動記録する運用を2026年10月19日から本格的に始めるという発表。

  • HUAWEI WATCH D2を300台用意し、病棟のアクセスポイント経由で電子カルテと連携する。2027年1月中旬までに全病棟へ広げる
  • 測定は血圧・心拍数・SpO₂・皮膚温・睡眠の5項目で、うち血圧・心拍数・SpO₂は看護師の入力なしで電子カルテに反映される
  • 院内で運用する急変予測スコア(NEWS)の自動算出にもこのデータを使う。「世界初」は病院側の説明で、2025年6月から1病棟で実証していた

出典:社会医療法人財団董仙会 / (記者会見のご案内) [恵寿総合病院] 世界初、スマートウォッチで入院患者のバイタルを自動管理。本格運用の開始にあたり、10月19日(月)記者会見を開催 (会場・オンライン同時開催)

サトシサトシ
退院後も同じ市販の時計で続けられる、という設計が良いと思いました。入院中のデータを退院後の外来や薬局でどう見るかまでつながると面白いです。
リリース ウェアラブル・PHR 注目 2026-10-01

CT・MRI画像のCD/DVDをキオスクにセットし、受診者のスマートフォンへ転送するサービス「スマぞう」をpafinが販売開始したという発表。

  • キオスクは電源だけで動き、院内LAN・電子カルテ・PACS・インターネットに接続しない。受診者は無料アプリで画像を保存・閲覧する
  • 料金はキオスク1台あたり初期費用30万円〜、年間利用料48万円〜(税別)。MRI・CTの稼働台数に応じた3プランがある
  • 関東脳神経外科病院が導入済み。アプリは保管・閲覧用で、診断・読影を目的としたものではないと明記している

出典:pafin / 病院のCT・MRI画像を受診者のスマートフォンへ。院内LAN・PACSに接続しない検査画像転送サービス「スマぞう」販売開始

サトシサトシ
画像CDを持ってきてもらっても、見る手段がない場面は薬局でもあります。院内ネットワークに触らない作りは、情報システム部門の説得が楽そうです。

特に注目された10本

デンマークの家庭医がAI記録支援を日常診療に導入し、記録時間とカルテの質が導入前後でどう変わったかを調べた論文。

  • 家庭医20人が導入前239件、導入後236件の診察を記録し、各診察の直後に標準化した監査票で質と記録時間区分を自己評価した前後比較
  • 記録の構造化の自己評価は3.99から4.45に上がり、記録時間区分は2.85から2.29に下がった。SUSは平均77.5
  • 時間は実測ではなく自己申告の区分。外部の盲検評価も導入後が高かったが、評価者間の一致度は低かった

出典:JMIR Hum Factors / AI-Assisted Clinical Documentation in Routine Danish General Practice: Quantitative Pre-Post Study.

サトシサトシ
時間が自己申告の区分というのは弱いですが、日常診療のまま測った点は貴重です。実測でどこまで縮むのか、次の報告を待ちたいです。

姫路市消防局など兵庫県中西播磨の3消防本部が、生成AIで音声入力を要約する救急搬送システム「HEARTS 2.0」の本格運用を2026年10月に始めたという発表。

  • TXP Medicalの「NSER mobile」が基盤。管轄人口計約79万人、年間救急件数計約48,800件の地域を1つのネットワークで結ぶ
  • 口頭のサマリー報告を生成AIが要約し、システムの項目へ自動入力する。モニタOCRは対象6項目の完全正解率92.3%と発表している
  • 音声の自動要約・構造化の本格導入は全国初と同社は説明している。個人情報の入力にはLLMを使わない運用ルールを定めた

出典:TXP Medical / 姫路市消防局・西はりま消防組合・赤穂市消防本部、救急DXを推進― 中西播磨地域3消防本部が同時にNSER mobileをベースとした次世代救急システム「HEARTS 2.0」を本格運用開始

サトシサトシ
救急隊からの電話の申し送りは、受ける側も聞き漏らしが怖いところです。LLMを使う場面を絞るルールまで書いてあるのは実務的だと感じました。
リリース ウェアラブル・PHR 注目 2026-10-01

CT・MRI画像のCD/DVDをキオスクにセットし、受診者のスマートフォンへ転送するサービス「スマぞう」をpafinが販売開始したという発表。

  • キオスクは電源だけで動き、院内LAN・電子カルテ・PACS・インターネットに接続しない。受診者は無料アプリで画像を保存・閲覧する
  • 料金はキオスク1台あたり初期費用30万円〜、年間利用料48万円〜(税別)。MRI・CTの稼働台数に応じた3プランがある
  • 関東脳神経外科病院が導入済み。アプリは保管・閲覧用で、診断・読影を目的としたものではないと明記している

出典:pafin / 病院のCT・MRI画像を受診者のスマートフォンへ。院内LAN・PACSに接続しない検査画像転送サービス「スマぞう」販売開始

サトシサトシ
画像CDを持ってきてもらっても、見る手段がない場面は薬局でもあります。院内ネットワークに触らない作りは、情報システム部門の説得が楽そうです。
論文 生成AI・LLM 注目 2026-09-30

日本でHPVワクチン未接種の娘を持つ女性保護者に、AIチャットボットと政府のリーフレットを比べたランダム化比較試験の論文。

  • 全国調査パネルの女性保護者848人を1:1に割り付け、HPVとワクチンに関する7問の知識テスト(0〜7点)を介入直後と2週後に測った
  • 調整後の知識スコアは、介入直後も2週後もチャットボット群が0.30点高かった(いずれもP<.001)
  • 2週後の接種の決定は40.3%対39.6%で差がなかった(調整OR 0.74、P=.31)

出典:JAMA Netw Open / AI Chatbot Use for Human Papillomavirus Vaccine Literacy in Japan: A Randomized Clinical Trial.

サトシサトシ
配布物は読まれているか分からないので、対話型で知識が伸びるのは納得です。行動までは動かなかったと正直に書いている点も良いと思います。

フットスイッチで録音からAI要約、カルテ転記まで操作する医療支援AI「カルステップ」のMac版が正式リリースされたという発表。

  • 診察の会話を文字起こしし、SOAP形式などに要約して下書きを作る。Windows版と同等の機能で、2026年8月26日に提供を始めた
  • 初期費用はキャンペーン価格5万5,000円(通常7万7,000円)、月額保守5,500円(いずれも税込)。AI使用料は1分約1円の従量課金
  • 導入医療機関は150施設以上と同社は説明している。Mac版も備品付きの1週間無料トライアルがある

出典:MJS / Macの診察室にも、足元からカルテ作成を支援するAIを。「カルステップ」Mac版を正式リリース

サトシサトシ
足元のスイッチで操作するのは、診察中に手を止めたくない先生には合っていそうです。1分1円の従量課金は小さな診療所でも試算しやすいです。

小児整形外科の手術記録からChatGPT-4oとChatGPT-5に米国の診療行為コード(CPT)を付けさせ、請求部門の判定と比べた論文。

  • 2025年1〜4月の匿名化した手術記録20件を、追加学習なしの同一プロンプトで2モデルに入力した後ろ向き研究
  • F1スコアはChatGPT-5が0.69、4oが0.48。完全一致率は60%と30%で、過剰コーディングは25%と70%だった
  • 両モデルとも複数コードの症例で精度が落ちた。著者らは誤り率が監督なしで使える水準に届いていないとしている

出典:J Pediatr Soc North Am / Artificial Intelligence-Assisted Current Procedural Terminology Coding in Pediatric Orthopaedic Surgery: Promise or Premature?

サトシサトシ
完全一致6割は、レセプト点検の現場感覚だとまだ任せられない数字です。一次案を出させて人が直す使い方なら現実的かもしれません。

香川県綾川町が、夜間や休日に子どもが遠隔で医師の診察を受けられる小児オンライン診療の実証を始めたことについて、読売新聞が報じました。

  • 対象は0〜18歳の町民で、期間は2027年2月28日まで。ファストドクターに委託し、県内の自治体では初めてという
  • 受付は平日の午後6時から翌朝8時と、土曜午前を除く休日の終日。処方箋は希望する薬局へ送られる
  • 町内の小児科医は2人で、夜間診療を行う病院がなく、町外の病院を受診するケースがあると町は説明している

出典:読売新聞 / 香川:綾川町小児オンライン診療 実験開始 :地域ニュース

サトシサトシ
処方箋が希望の薬局に飛ぶ形なので、夜間に受けた処方を翌朝どこで渡すか、町内の薬局側の体制も気になるところです。

JR東日本が駅のオンライン診療個室ブースを仙台駅近くと古川駅構内に設け、首都圏以外で初めて運用を始めたことについて、日テレNEWS NNNが報じました。

  • ブースは首都圏の駅などに19か所あり、2026年10月1日に東北初となる2か所でサービスを始めた
  • 事前予約制で、提携する9つのクリニックの内科、皮膚科、耳鼻咽喉科の医師が診察する。受付から会計まで15分とJR東日本は説明している
  • 診察後は必要に応じて処方箋が発行される

出典:日テレNEWS NNN / 「気軽にスキマ時間で受診」仙台駅近くと古川駅構内にオンライン診療個室ブース(2026年10月1日掲載)|ミヤテレNEWS NNN

サトシサトシ
駅の動線上に診察室を置く発想は、処方箋を受ける薬局の立地にも響きそうです。駅前薬局との連携がどう組まれているのか知りたいです。

家庭医がAIの利用を公表すると患者側の評価がどう変わるかを、医師と回答者の属性別に調べた論文。

  • 1030人に、AIの利用有無と医師の属性を変えた架空の家庭医の広告を見せて評価させるビネット研究
  • AIを使うと明示した医師は、使わないとした医師より温かさと能力の評価が低く、受診したい意向も下がった
  • この不利益は若い回答者で強かったが、医師の属性にはほぼ左右されなかった。実際の受診行動ではなく架空広告での評価

出典:★NPJ Digit Med / Influence of physician and consumer demographics on AI-use penalties in primary care: a vignette-based study.

サトシサトシ
若い世代ほどAI利用に厳しいというのは意外でした。院内で使っていても、患者向けにどう伝えるかは別の設計が要りそうです。

急性深部静脈血栓症の患者向け説明を、血管外科医11人と11種類のLLMに書かせて比べた論文。

  • スペイン語の標準化した症例について各1回答を作成し、盲検で8項目の臨床的妥当性と5つの読みやすさ指標で採点した横断研究
  • 妥当性の中央値は両群とも7/8で差はなかった(p=0.258)。LLMは回答のばらつきが小さく、4指標中3指標で読みやすかった
  • LLMの回答は長く(中央値903語対354語)、読むのに4.5分かかった。両群とも無症候性肺塞栓のスクリーニングに触れなかった

出典:Phlebology / Artificial intelligence and vascular surgeons in patient communication: A comparative analysis of intelligibility and clinical appropriateness in acute deep vein thrombosis.

サトシサトシ
両方とも同じ説明漏れがあったという結果が面白いです。AIと人の比較より、説明のひな形側の穴を見つけた研究として読みました。

テーマの内訳

この週の日次ページ