その他

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ニュース その他 2026-11-05

徳洲会とシーメンスヘルスケアが、フォトンカウンティングCTの臨床活用で2年間の基本合意を結んだことについて、医療テックニュースが報じました。

  • 福岡徳洲会病院、宇治徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院の3施設に「NAEOTOM Alpha.Peak」を導入する
  • 合意期間は2年間。装置はX線管と検出器を2対搭載するデュアルソース型で、がん、循環器、脳神経などを対象にする
  • 導入時期や金額は記事に無い。3病院で得た知見をグループ内で共有し、幅広い現場での活用につなげるとしている

出典:医療テックニュース / 徳洲会とシーメンス、フォトンカウンティングCTの臨床活用で基本合意 3病院に導入へ

サトシサトシ
造影剤の量や被ばくの話にどこまでつながるのか、薬剤師としても気になります。3病院の症例がどう共有されるのかを見ていきたいです。
ニュース その他 2026-11-04

筋骨格系のデジタルケアを手がける米Hinge Healthの第3四半期売上高が前年同期比52%増となったことについて、Fierce Healthcareが報じました。

  • 売上高は2億3500万ドルで、前年同期は1億5400万ドル。会社予想の2億2300万〜2億2500万ドルを上回った
  • 顧客数は3270で前年比28%増、粗利益率は87%。2026年通期の売上高見通しを8億7900万〜8億8100万ドルへ引き上げた
  • 片頭痛と消化器のプログラムへ広げている。Perez CEOは、最大の収益源は今も筋骨格領域で、その差は大きいと述べた

出典:Fierce Healthcare / Hinge Health revenue jumps 52% in Q3 as it expands beyond MSK, eyes hardware acquisitions

サトシサトシ
粗利益率87%は医療サービスの数字に見えません。日本の保険診療で同じ形が成り立つ余地はあるのか、考えてしまいます。
ニュース その他 2026-10-28

テキサス大学オースティン校が大学医療システム「UT Dell Medicine」を発足させ、AIネイティブ病院を建てることについて、Fierce Healthcareが報じました。

  • 医学部と診療部門、建設中のUT Dell Medical Centerを1つの名前にまとめた。MD Andersonと組み、がん医療も統合する
  • 新病院は2030年開業予定で、総工費は約50億ドル。300〜500床の専門病院に外来と救急部門を備え、今月から用地の整備を始めた
  • Dell財団の7億5000万ドルの寄付が柱になっている。4〜6年で臨床の担い手を2倍、患者数を3倍超にする計画だという

出典:Fierce Healthcare / UT Austin unveils UT Dell Medicine as it bets big on new AI-native hospital

サトシサトシ
AIを後から入れるのでなく、建物の設計段階から組み込む発想です。日本の病院の建て替え計画にも同じ問いが来ると思います
リリース その他 2026-10-26

VITAL SYNCが、産業医の開発した中小企業向け健康管理クラウド「Good Day」とストレスチェックサービスの正式提供を始めたという発表。

  • 健診結果の管理、ストレスチェック、時間外労働の月80・100時間の判定を1画面で扱う。2028年4月の50人未満事業場への義務化を見据える
  • 料金は1人あたり月額240円(税別、初期費用は1人600円)。50人未満の事業場はストレスチェックを2028年3月31日まで無料とする
  • 仙台市のサンケミファでは受検率が前回の80%から96%に上がったと同社は説明している。社内運用から社外委託に切り替えた事例

出典:VITAL SYNC合同会社 / 【ストレスチェックの受検率が80%から96%に】産業医がつくった健康管理クラウド「Good Day」正式提供を開始

サトシサトシ
50人未満の事業場には薬局も多いので、2028年の義務化は他人事ではありません。紙受検に対応している点が地味に効きそうです。
ニュース その他 2026-10-26

リードが医療・介護向けの勤怠管理・シフト自動作成システム「HRM369 共に!」に月額制プランを加えたことについて、Dellows Newsが報じました。

  • 新プランは拠点単位の定額制で、拠点あたり月額45,000円(税別)から。初期導入支援と機器調達は別で、最低契約期間は6カ月
  • 東海地区を中心に約600拠点、利用者約3万人の導入実績があり、今後3年間で300拠点への導入を目指すと同社は説明している
  • 記事はリードの発表をもとに作成されている。欠員時のシフト再調整や、運営指導・加算申請向けの帳票出力に対応する

出典:Dellows News / リード、医療・介護向け勤怠・シフト管理システムで月額制プランを提供開始

サトシサトシ
非常勤が多い現場ほど人数課金は重いので、拠点定額は現実的です。シフトと勤怠が同じデータで直結しているかが選ぶ決め手だと思います。
リリース その他 2026-10-26

GENSHI AIが、訪問診療チーム向けの医療者専用チャット「RoundTrace」の先行パートナー施設を5施設募集するという発表。

  • 患者ごとにチャンネルを設け、医師、訪問看護師、薬剤師、ケアマネジャー、医療事務が情報を共有する。データは国内で保管する
  • 検証期間は3か月で期間中の利用料は無料、応募締切は2026年12月25日。iPhone、Mac、Windowsに対応し、Android版は開発中
  • 令和8年度改定で明確化された在宅医療情報連携加算のICT要件7項目に対応すると同社は説明している。算定は保証しないとしている

出典:株式会社GENSHI AI / GENSHI AI、訪問診療チーム向け医療者専用チャット「RoundTrace」の先行パートナー5施設を募集

サトシサトシ
在宅の連絡はいまだに個人LINEと電話が混ざりがちです。薬剤師が最初からチャンネルに入っている設計はありがたいです。
ニュース その他 2026-10-25

市立敦賀病院が嶺南地域で初めて手術支援ロボット「ダヴィンチ5」を導入したことについて、福井放送が報じました。

  • 市立敦賀病院は9月に「ダヴィンチ5」を導入した。県内では福井大学病院などに4台あるが、嶺南の医療機関では初めて
  • 泌尿器科が年内に初のロボット手術を予定。これまで前立腺がんの手術希望者はほとんど嶺北の病院に紹介していたという
  • 同院は昨年度まで3年連続の赤字で、手術件数を増やして収益改善につなげたいとしている

出典:dメニューニュース / 嶺南に手術支援ロボット初導入 嶺北との医療格差解消へ 地元で手術、患者の負担減 若手医師の育成にも 病院の赤字経営脱却に期待

サトシサトシ
赤字の公立病院がロボットに投資するのは大きな判断です。嶺北まで通っていた患者さんと家族の負担が減るのは確かですね
ニュース その他 2026-10-24

AI創薬のPathosがBristol Myers Squibb主導のシリーズEで2億3,700万ドルを調達することについて、STATが報じました。

  • 今回の調達で企業評価額は約30億ドルになるという
  • 腫瘍領域から神経疾患へ広げ、Tempus AIの新たなデータセットを使う。BMSとの提携はまずアルツハイマー病の治療薬に取り組む
  • 独自モデル「Foundry」が多数のエージェントで臨床試験の成功確率を計算し、開発品や対象集団、試験設計の判断に使うと同社は説明している

出典:STAT / STAT+: AI drug firm Pathos raises $237 million, pushing valuation to $3 billion

サトシサトシ
治験の成功確率を当てにいくAIに製薬大手が出資する構図は、創薬の意思決定そのものが変わりつつある兆しに見えます。
ニュース その他 2026-10-22

日立と医薬品卸のケーエスケーが、配送ルートを自動で組み直す機能の実証を終え11月から展開することについて、日本経済新聞が両社の発表を報じました。

  • 日立の物流ソリューションHDSLの「ポイントダイナミック機能」で、配送担当者の欠員分を稼働可能な別ルートへ自動で再配分する運用を検証した
  • 両社の発表によると、営業担当者が代行していた配送の工数を60%削減した。実証は2026年9月末に完了した
  • 2026年11月からケーエスケーの各支店で順次稼働を始める。削減効果は対象支店の稼働状況などをもとに算出した値とされる

出典:日本経済新聞 / 日立とケーエスケー、医薬品配送業務のデジタルトランスフォーメーションに向けたPoCを完了

サトシサトシ
卸のMRさんが配送を代行している話は薬局側でもよく聞きます。欠員時の穴埋めが自動化されるのは地味に効きそうです。
リリース その他 2026-10-20

看護師から医師への依頼を記録つきでつなぐアプリ「Hey, Doctor!?」が、在宅クリニックで半年間の試験運用を始めるという発表。

  • ていねい在宅クリニック日立北で2026年10月15日から半年間運用する。病棟向けの料金は1病棟あたり月額25,000円(税別)、登録人数は無制限
  • 日立港病院での病棟パイロット(2026年6月15日〜7月31日)では依頼500件、患者126名。95.4%が8時間以内、99.3%が24時間以内に完了したと発表している
  • 病棟から在宅医療に広げる初の検証。プログラム医療機器には該当しないと同社は判断しており、緊急連絡の手段ではないとしている

出典:株式会社ユニキャスト / 看護師と医師の依頼・指示をつなぐアプリ「Hey, Doctor!?(ヘイドクター)」、在宅医療の現場へ

サトシサトシ
依頼が届いたか見えない問題は在宅だと病棟以上に深刻です。電話の折り返し待ちが減るなら、訪問薬剤師との連携にも欲しい仕組みです。
ニュース その他 2026-10-20

メドレーの薬局向け「MEDIXS かかりつけ支援」とNeoXの処方箋入力支援AI-OCR「薬師丸賢太」の連携開始について、Dellows Newsが報じました。

  • 患者がアプリ「melmo」で処方箋画像を送ると、薬師丸賢太へ自動で渡り、AI-OCRで解析した処方内容がレセコンに反映される
  • 両サービスを併用している薬局は所定の申し込みだけで使え、追加費用はかからないと説明されている
  • これまでは受け取った処方箋をもとにレセコンへ手入力するか、印刷してスキャンする作業が必要だった

出典:Dellows News / メドレーのMEDIXSかかりつけ支援とAI-OCR薬師丸賢太が連携開始へ

サトシサトシ
ネット受付の処方箋を一度印刷してスキャンする作業、薬局ではまだよく見ます。追加費用なしなら、チェーンほど切り替えが早そうです。
ニュース その他 2026-10-17

パスイメージングが秋田大学医学部付属病院の協力で病理標本の作製工程を一部自動化する装置を開発したことについて、読売新聞が報じました。

  • 装置「Path One」は、組織の薄切から水に浮かべてしわを取り、スライドガラスに載せるまでの工程を自動化する
  • 同院の昨年の病理検査は約8700件で2003年の約4000件の約2倍。装置の処理時間は熟練技師とほぼ同じ約1分という
  • 年内に研究用途での販売、来年春ごろに医療機器としての販売を目指すと報じられている

出典:読売新聞 / 秋田:病理標本加工自動化へ 秋大病院が協力 技師の負担軽減期待 :地域ニュース

サトシサトシ
病理の検体数が20年で倍になっているのは知りませんでした。臨床検査技師の手作業がどこまで機械に置き換わるか、価格が出たらもう一度見てみたいです。
リリース その他 2026-10-16

エミウムが歯科技工の業務クラウド「エミウム クラウド技工」のスマートフォンアプリを提供開始したという発表。

  • 歯科技工所と歯科医院の受発注をつなぐクラウドのスマホ版。注文ごとのチャット、QRコードでの注文検索、カンバン形式の進捗確認を備える
  • iOS版は2026年9月16日、Android版は10月6日に提供を開始。アプリの利用に追加費用はかからず、既存のIDで使える
  • 歯科医院側は納品ラベルのQRコードを読むだけで到着済みに登録でき、ラボ側にリアルタイムで共有されるとしている

出典:エミウム / 歯科技工基幹業務クラウド「エミウム クラウド技工」、スマートフォンアプリ(iOS/Android)を提供開始

サトシサトシ
PCに戻らないと確認できない悩みは、薬局の発注でも同じです。届いたその場で受領登録できるのは、検品漏れ対策として分かりやすいです。
ニュース その他 2026-10-16

大阪市の吉村内科クリニックがAI電話対応サービス「AI電話対応さくらさん」を本稼働させたことについて、医療テックニュースが報じました。

  • ティファナ・ドットコムの発表。2026年9月16日に本稼働し、診療時間内外の電話をAIが一次受電して内容をテキスト化する
  • 当日受診・緊急、定期薬、予約、オンライン診療、定型の問い合わせの5種類に振り分ける。緊急はスタッフへ転送し、予約は予約サイトのURLをSMSで送る
  • 導入の理由は、朝の診療開始時間帯に当日受診や定期薬の電話が集中し、応対に追われていたことだという

出典:医療テックニュース / 吉村内科クリニック、ティファナのAI電話対応「さくらさん」導入 電話を自動振り分け

サトシサトシ
定期薬の電話に「予約不要・直接来院」と返す設計は、門前薬局の朝の混み方にも響きそうです。朝の電話集中は薬局でも同じ悩みです。
ニュース その他 2026-10-14

BlackRockがHumanaのプライマリケア診療所網CenterWellの過半数持分を取得することについて、STATが報じました。

  • Medicare Advantage向けの診療所150か所を対象とする取引で、評価額は28億ドル。Welsh Carsonの持分を買い取る
  • Humanaは今後2年で既存診療所の運営、新設、買収の資金に充てるとしている。Welsh Carsonは2020年以降に少なくとも18億ドルを投じていた

出典:STAT / STAT+: BlackRock to buy majority stake in Humana’s CenterWell clinics for $2.8 billion

サトシサトシ
PEから資産運用会社へ持ち主が替わるだけで、診療所網そのものは残る。米国のプライマリケアが投資対象として回っている様子がよく分かります。

うつ病のデジタル治療(DTx)の臨床試験で、デジタルプラセボ群のPHQ-9がどれだけ改善するかを統合したシステマティックレビューとメタ解析という論文。

  • デジタルプラセボを対照にした盲検RCTを8つのデータベースで検索し、29本・30試験・5680人を対象に解析した
  • プラセボ群内のPHQ-9改善の統合効果量はHedges g=0.44(95%CI 0.29〜0.59)。異質性はI2=93.2%と高かった
  • 改善幅の独立した調整因子は、主診断が精神疾患であること(P=.008)とベースラインのPHQ-9(P<.001)だった

出典:J Med Internet Res / Magnitude and Moderators of Depressive Symptom Improvement in Digital Placebo Arms: Systematic Review and Meta-Analysis.

サトシサトシ
偽アプリでもそれなりに良くなるとなると、DTxの試験は設計の段階で勝負が決まります。日本の研究グループの仕事なのもうれしいところです
リリース その他 2026-10-10

ウィーメックスが、保険薬局の処方箋入力を同じチェーンの本部や他店舗に遠隔で分担してもらう「リモートアシスト機能」を始めるという発表。

  • 電子薬歴「PharnesX Hybrid Cloud」と薬歴共有サービス「Pharnes LinkⅡ」のオプションとして、2026年10月下旬から提供する
  • 入力の依頼から完了までをシステム上で管理し、端末を占有する遠隔操作とは違って依頼先が処方箋一覧から選んで入力する仕組みとしている
  • 依頼する側の薬局は既存環境のまま使え、導入コストを抑えられると同社は説明している。価格は書かれていない

出典:ウィーメックス(WEMEX) / 処方箋入力業務の遠隔での分担を可能にする新機能「リモートアシスト機能」の提供を開始

サトシサトシ
朝イチの入力待ちは薬局の待ち時間の大きな原因なので、店舗間で回せるのは現場目線でありがたいです。入力後の監査を誰がどこで持つかは各社の運用次第ですね

気管支鏡検査前のリスク説明で、患者本人のCTから作ったデジタルツインを見せると不安が減るかを検証した多施設ランダム化比較試験の論文。

  • 局所麻酔下で待機的気管支鏡を受ける成人122人を、シミュレーター画像を加えた説明群と通常説明群に61人ずつ割り付けた。盲検化はなし。
  • VASの不安低下はβ=-15.89(P<.001)。臨床的に意味のある改善は49.2%対6.6%で、満足度は16.89対14.38だった(P<.001)。
  • 評価は説明直後の自己申告の不安で、説明にかかった時間はそろえていない。著者らは時間を合わせた比較や費用対効果の検討が要るとしている。

出典:J Med Internet Res / Digital Twin-Assisted Risk Disclosure in Adults Undergoing Elective Bronchoscopy: Multicenter Randomized Controlled Trial.

サトシサトシ
同じ説明でも本人の気道の形を見せるだけで不安がここまで違うんですね。服薬指導でも、絵や実物を見せたときの反応の差は日々感じます。
ニュース その他 2026-10-07

病院の人員配置と勤務表作成をAIで自動化する米スタートアップVitalizeが3100万ドルを調達したことについて、Fierce Healthcareが報じました。

  • シリーズAはOak HC/FTが主導し、Norwest Ventures、Y Combinator、MemorialCare Innovation Fundなどが参加した。
  • 記事によると、人件費は病院の運営費の50〜60%を占める。CEOは、病棟の管理者が勤務の調整に1日2〜4時間を使っていると説明した。
  • 同社は2023年冬のY Combinator出身で、医療者のウェルネスアプリから病院運営の人員・病床管理へ事業を転換した。

出典:Fierce Healthcare / Vitalize secures $31M to scale AI-powered operating system for hospital staffing and scheduling

サトシサトシ
勤務表づくりに師長さんが毎日何時間も取られている話は、日本の病院でもよく聞きます。臨床ではなく運営側のAIに大きなお金が集まっているのが今の流れですね。

急性期のパニック症患者に、薬物療法へ処方型のスマホ治療アプリを上乗せした効果を検証した多施設ランダム化比較試験の論文。

  • 6施設で頻回のパニック発作がある66人を、薬物療法+アプリ群と薬物療法単独群に割り付け、8週間の単盲検試験を行った。解析対象は61人。
  • 8週時のPDSS-SR低下率はアプリ群40.29%、対照群17.61%(P=.007)。40%以上改善した反応者は53.12%と17.24%だった(P=.007)。
  • 抑うつと身体感覚への恐怖は群間差が一時的か同程度にとどまった。アプリの平均遵守率は78.12%で、反応者と非反応者で差はなかった。

出典:J Med Internet Res / Efficacy of a Prescription-Based Mobile Digital Therapeutic as an Adjunct to Pharmacotherapy for the Acute Phase of Panic Disorder: Multicenter Randomized Controlled Trial.

サトシサトシ
薬と並べて処方するアプリで、2週目から差が出ているのが印象的です。遵守率78%も、服薬指導の立場から見ると十分高い数字です。
リリース その他 2026-10-05

株式会社SUNABACOが倉敷中央病院の臨床医学研究所と、医療用フィジカルAIの共同開発に向けた基本合意書(MOU)を結んだという発表。

  • 倉敷中央病院の施設内で、実際の医療環境に即したフィジカルAI(ロボット等)の実証実験と共同開発を行う。
  • 手術室での器械出し支援、使用済み器具の洗浄、院内物流で、省人化・自動化を検証するとしている。
  • 医療従事者とエンジニアが初期から協働する「リビングラボ」の構築も検討する。実証の開始時期や規模は示されていない。

出典:株式会社SUNABACO / 株式会社SUNABACO、日本有数の高度医療機関である倉敷中央病院の臨床医学研究所と、医療用フィジカルAIの共同開発に向けたMOUを締結〜

サトシサトシ
器械出しや器具の洗浄は人手が要るのにDXの話題に上がりにくい業務です。どこまで現場に入れるか、実証の中身を見たいですね。
ニュース その他 2026-10-05

シャープがAIとテレビを使った「介護向けAIトレーナー」の実証を特別養護老人ホームで始めることについて、日本経済新聞がシャープの発表を掲載しました。

  • 東京都大田区の特別養護老人ホームで、10月5日から11月1日まで実証を行う。機能訓練業務の負担軽減と運用面の有用性を検証する。
  • テレビに接続したカメラが姿勢や動作を取得し、AIが機能訓練計画書を作成して介護ソフトに自動で反映するとシャープは説明している。

出典:日本経済新聞 / シャープ、AIとテレビを活用した「介護向けAIトレーナー」の実証を介護施設で実施

サトシサトシ
家庭用テレビを訓練の画面に使う発想は、設備投資を抑えたい施設には入りやすそうです。計画書作成の手間がどれだけ減るかに注目しています。
ニュース その他 2026-10-02

pafinがCT・MRIの検査画像を受診者のスマートフォンに転送するサービス「スマぞう」の販売を始めたことについて、医療テックニュースが報じました。

  • 医療機関が発行したCD・DVDを専用キオスク端末にセットし、内蔵Wi-Fiで受診者のスマホアプリへ直接転送する
  • 端末は院内LANやPACS、インターネットに接続しない。料金は1台あたり初期費用が税別30万円から、年間利用料が48万円から
  • 関東脳神経外科病院がすでに導入している。アプリは保管・閲覧用で、診断や読影には使わない

出典:医療テックニュース / pafin、CT・MRI画像スマホ転送サービス「スマぞう」開始 院内LAN・PACS接続不要で導入可能

サトシサトシ
紹介状にCDを添える運用はまだ多いので、院内ネットワークに触れずに置ける点は導入の壁を下げそうです。受け取る側の病院がどう扱うかも気になります。

ロボット支援手術で、器具の3次元の位置データだけから術者の熟練度を判別し、臨床成績との関連を調べた論文。

  • どのロボットでも取れる3次元の位置座標から基本的な運動指標を作り、ランダムフォレストで熟練者かどうかを判別した
  • 症例単位の判別のAUCは0.892±0.075で、最も効いた指標は左手のピーク密度だった。動きの特徴は出血量と関連していた
  • 術者を1人ずつ除いた検証でも少数の指標は通用した。臨床成績との関連は探索的な解析にとどまる

出典:★NPJ Digit Med / Fundamental kinematic indicators predict surgical expertise and clinical outcomes in robot-assisted surgery.

サトシサトシ
上手な人の動きが左手に表れるというのは、手術を見ない立場でも面白く読めました。新機種に乗り換えた熟練者の学習曲線がばらつく点も興味深いです。
ニュース その他 2026-09-30

米国を中心にヘルステック企業のM&Aが再び活発になっていることについて、Fierce Healthcareが報じました。

  • Corum Groupの集計では、2026年1〜3月期のヘルステックM&Aは149件、開示額227億ドルで、2025年通年の303億ドルに迫る
  • Rock Healthによると、2026年上半期のデジタルヘルス企業の買収は115件で、うち71件が4〜6月期だった
  • 例として、Sword HealthによるKaia Health買収(2億8,500万ドル)、Hims & HersによるEucalyptus買収(12億ドル)を挙げている

出典:Fierce Healthcare / Health tech's dealmaking boom is back as firms chase scale and profitable growth

サトシサトシ
スクライブや健康アプリの会社が単独で勝ち残るより、束ねられていく流れが見えます。日本の中小ベンダーにも再編の波が来そうです。
ニュース その他 2026-09-28

塩野義製薬が米国で発売したコロナ薬「ゾコーバ」の販売にAIを活用することについて、日本経済新聞が報じました。

  • 需要を予測して、在庫を置く薬局や営業先の医療機関をAIで絞り込む
  • 販売人員は従来型の営業体制に比べ3分の1以下に抑える。通常なら米国で少なくとも500人程度が必要と手代木功社長が取材に答えた

出典:日本経済新聞 / 塩野義、米販売でAI活用 コロナ薬、営業先選び最適化

サトシサトシ
在庫を置く薬局をAIで選ぶ話は、薬局側から見ると入荷の偏りにもつながりそうです。MRの数を絞る流れは国内の製薬でも進んでいます。
ニュース その他 2026-09-27

リコージャパン、新潟大学医学部、ボイットが災害・救急医療DXで連携協定を結んだ発表について、日本経済新聞がプレスリリースを掲載しました。

  • 新潟大学医学部の災害・救急医療の知見に、リコージャパンの映像・通信技術とボイットの音声技術を組み合わせる
  • 取り組み事項は、救急搬送時の映像・音声データ活用の実証、音声AIを使った電子トリアージの高度化など6項目
  • 発表文には実施時期、予算、対象地域の記載はない

出典:日本経済新聞 / リコージャパン・新潟大・ボイット、災害・救急医療分野におけるDX推進と人材育成を通じ地域社会への貢献ため連携協定を締結

サトシサトシ
救急搬送中の情報共有は、薬の情報がどこまで乗るかが個人的に気になります。お薬手帳の中身が現場に届くと助かる場面は多そうです。

統合失調症の陰性症状に対するスマートフォン型デジタル治療CT-155の第3相ランダム化比較試験という論文。

  • 米国66施設で抗精神病薬を服用中の成人457人を、CT-155とデジタル対照に1対1で割り付け16週間追跡した
  • 主要評価項目CAINS-MAPの変化は-6.8対-4.2で、群間差-2.6(p<0.001、効果量d=-0.36)だった
  • 重篤な有害事象は1.3%対2.2%で、治療に関連するものはなかった

出典:JAMA Netw Open / A Digital Therapeutic Intervention for Negative Symptoms of Schizophrenia: A Randomized Clinical Trial.

サトシサトシ
陰性症状は薬で手が届きにくい領域なので、アプリで上乗せできるなら処方の選択肢が一つ増えます。

麻酔科研修医のローテーション表を組合せ最適化ソルバで作り、3年間実運用したという論文。

  • 1つの麻酔科研修プログラムで、手作業の表とGoogle OR-Toolsのソルバが作った表を比べ、その後3年間前向きに運用した
  • 手作業では10〜20時間かかった作成が中央値39秒になり、最優先の希望は1人あたり中央値1.5件多く通った
  • LLMで条件設定を補助する試みは可能だったが、人による確認が欠かせなかった

出典:Anesth Analg / Why Manual Scheduling of Resident Rosters Fails: "Schedule Gridlock" and the Case for Combinatorial Optimization.

サトシサトシ
シフト表づくりに土日を使っている管理者は多いはずです。難しいのは解くことより条件を書き出すこと、という指摘に頷きました。
リリース その他 2026-09-26

手術室のシフト・人員配置・スキル管理をまとめるSaaS「ScrubEdge」のβ版を公開したというMedical Strategy & Innovationの発表。

  • 勤務希望の提出、術式ごとの経験に基づく配置、スタッフのスキル可視化を一つの基盤で扱う
  • 開発中のPoCで、月約10時間かかっていたシフト作成が約2時間になった例があると同社は説明している
  • テストモニターを先着20施設募集し、利用料は1年間無料とする

出典:株式会社Medical Strategy & Innovation / 手術室DX「ScrubEdge」β版をリリース、先着20施設限定で1年間無料のテストモニターを募集

サトシサトシ
手術室の手配表はベテランの頭の中にあることが多いので、経験データとして残るのは教育面で効きそうです。
ニュース その他 2026-09-26

筑波記念病院が組織分析AI「メディチューン」を導入し、看護職員の離職率が下がったとする発表について、医療テックニュースが報じました。

  • AIが回答に応じて質問を変えるアンケートで、部署ごとの職場環境を数値で可視化するシステム
  • 開発元のWorld Life Mappingによると、看護職員の離職率は2021年度16.2%から25年度6.7%に下がった
  • 対象病棟の「安定した人間関係」のスコアは24年度70点から25年度78点に上がったと同社は説明している

出典:医療テックニュース / 筑波記念病院、病院向け組織分析AI「メディチューン」で看護職員の離職率6.7%に低下

サトシサトシ
離職率の低下がAIの効果か施策の積み重ねかは切り分けにくいですが、相談しにくい病棟を特定できた点は具体的です。
リリース その他 2026-09-24

組織分析AI「シビリンク」を導入した筑波記念病院で、看護職員の離職率が大きく改善したという発表。

  • 職員アンケートをAIが調整しながら実施し、部署ごとの職場環境を数値化して課題を特定する仕組みだ
  • 看護職員の離職率は2021年度の16.2%から2025年度に6.7%へ改善し、全国平均11.6%を下回った
  • シビリンクは全国110施設に導入されており、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」でも紹介された

出典:株式会社 World Life Mapping / 導入施設の職員離職率、16.2%→6.7%に改善 組織分析AI「シビリンク」導入の筑波記念病院

サトシサトシ
離職率が全国平均の半分以下というのは薬局の人手不足にも通じる話で、注目しています。

MRIガイド下の前立腺超音波焼灼治療を、模倣学習と強化学習を組み合わせたAIコントローラーで制御する研究という論文。

  • シミュレーションとファントム(模擬組織)を用い、腫瘍境界の変化に対応する制御を検証した
  • 焼灼境界の97%超が目標から±1mm以内に収まり、従来の制御方式の80%未満を上回った
  • 臨床応用にはMRI実環境や実際の生体での検証が必要な、シミュレーションとファントム段階の研究にとどまる

出典:★Artif Intell Med / Imitation learning-embedded deep reinforcement learning controller designed for MRI-guided transurethral ultrasound ablation: Simulation and phantom validation.

サトシサトシ
±1mmの精度は魅力的ですが、シミュレーションと実際の治療にはまだ距離があります。
ニュース その他 2026-09-24

Oracleが創薬・臨床試験向けのAIデータ基盤を拡張したとFierce Healthcareが報じました。

  • 1億2200万件超の実世界の医療データと顧客データを組み合わせ、自然言語での分析を可能にする機能を追加した
  • 2026年1月に立ち上げたプラットフォームを「Life Sciences Data Intelligence」として今回拡張した
  • 価格や導入時期など商用面の詳細は発表内容には含まれていない

出典:Fierce Healthcare / Oracle deepens life sciences push with AI agents, real-world data analytics

サトシサトシ
大手が実世界データとAIを一体で売り出す流れは、業界構造の話として気になります。
ニュース その他 2026-09-22

AIとロボットを使う「フィジカルAI」による創薬・再生医療の研究開発競争について、テレビ朝日が報じました。。

  • 東京科学大学のロボット未来創造センターでは、AIが実験計画を立てヒト型ロボット「まほろ」が自動で実験を行う研究を進めている
  • iPS細胞を使う再生医療では細胞を安定して大量生産することが課題で、ロボット導入による品質安定化が期待されている
  • アステラス製薬と安川電機は合弁会社「セラファ・バイオサイエンス」を設立し、産業用ロボットとiPS細胞を組み合わせた社会実装を目指している

出典:テレ朝NEWS / 【フィジカルAI開発競争が加速】産学が挑む“創薬と再生医療”ニッポンの勝ち筋は?

サトシサトシ
薬づくりの現場に人型ロボットが入るのは驚きですが、iPS細胞の量産という薬剤師にも身近な課題につながる話です。
リリース その他 2026-09-18

日本大学歯学部などが歯科衛生士教育向けAIアバター「Avia Dental」を共同開発し、教育現場での試験利用を始めたという発表。

  • 患者役と医師役の2種類のAIアバターを使い、問診から専門用語での報告までを自己学習できる教材を開発した
  • 国内外の教育機関で試験導入し150名以上の学生が体験、ベトナムやミャンマーの専門学校への提供も見込むとした
  • 11月開催の学会でデモ展示を予定しており、正式な製品化時期はまだ示されていない

出典:一般社団法人保健医療ネットワーク / 歯科衛生士育成のためのAIアバターを開発「患者・医師の2種類のアバターで医療面接を自己学習化」

サトシサトシ
医療者教育のAI活用はまだ評価が定まっていない分野。ベトナム・ミャンマーまで見据えているのは面白い
リリース その他 2026-09-17

看護師向けスポットワークサービス「メリー」がLINEミニアプリからネイティブアプリへ移行したという発表。

  • 1日単位で働ける看護師向け求人マッチングサービスとして、iOS・Android向けの専用アプリを新たにリリースした
  • β版公開から約4か月で一都三県の20法人・320事業所に導入され、登録看護師は約3,000人に達した
  • 年内には即日払い機能の追加を予定しており、現時点ではアプリの動作速度改善が主な変更点にとどまる

出典:株式会社メリー / 看護師向けスポットワーク「メリー」、モバイルアプリをリリース

サトシサトシ
看護師の有効求人倍率が全産業平均の倍近いという数字が本題で、スポットワークはその隙間を埋める動きだと思う。
リリース その他 注目 2026-09-15

クリニック向けにChatGPT・Gemini・Claudeでの自院の言及状況を毎週自動計測するツールの提供を始めるという発表。

  • 診療科・地域に応じた想定質問を3つの生成AIに毎週投げかけ、自院の言及率や順位、回答の引用元を計測する
  • 2026年9月15日提供開始で、料金は月額5,000円(税別)から。想定質問数に応じて3プランを用意している
  • 効果や集患への影響を検証した実測データはリリース内になく、AI上の見え方を計測するツールだとしている

出典:Medicall株式会社 / クリニック向けLLMO/AIO可視性モニタリングツール「MediSignal(メディシグナル)」を提供開始──ChatGPT・Gemini・Claudeの回答に自院が載っているかを毎週自動計測

サトシサトシ
SEOの次はLLMO対策というのは分かりやすい流れだ。効果測定より前に市場ができ始めているのが面白い
リリース その他 2026-09-14

肺移植待機患者の不安に寄り添うAIピアサポーターを開発し、満足度検証の試験利用を始めるという発表。

  • 岡山大学は肺移植の待機患者向けに、傾聴と共感に特化したAIピアサポーターを開発し、移植外科医や肺移植チームが評価に参加した
  • 日本の肺移植の待機期間は平均900日超とされ、医学的な情報提供は行わず対話に特化した設計とした
  • 岡山大学病院の患者を対象に、満足度やQOL評価の実行可能性を検証する試験利用を今後始めるとしている

出典:国立大学法人岡山大学 / 【岡山大学】「いつ来るか分からない連絡」を待つ日々に安心を-肺移植待機患者さんの不安に24時間寄り添う対話AIを開発-

サトシサトシ
医学的な助言はせず傾聴に徹すると割り切った設計は好感が持てます。待ち時間が長い疾患には他にも応用できそうです
リリース その他 2026-09-12

東京大学と共同開発した完全自助型の認知行動療法アプリについて、労働者1090名を対象にしたRCTで抑うつ症状の改善効果を確認したという発表。

  • 常勤労働者1090名を利用群545名と対照群545名に無作為に割り付け、初回・3か月後・6か月後で効果を追跡
  • 抑うつ症状(PHQ-9)は6か月後にd=−0.15(P=0.01)、心理的ストレス(K6)は3・6か月後にd=−0.14〜−0.17(P=0.01〜0.02)で有意に改善したとしている
  • 専門家の関与がない完全自助型で全セッション完遂率は53.0%。効果は6か月後まで減弱しなかったとしている

出典:emol / メンタルヘルスケアアプリ『emol』、東京大学との共同研究で「働く人のための認知行動療法セルフケアプログラム」の抑うつ症状改善効果を無作為化比較試験で確認

サトシサトシ
完全自助で53%完遂は高い方だと思います。健診後の一次予防にどう組み込むかが気になります。
リリース その他 2026-09-12

医薬品流通改善プラットフォームを運営する9lione(クリオネ)が、シリーズAのエクステンションラウンドを実施したという発表。

  • 横浜キャピタルらを引受先とするシリーズAで1.2億円を調達し、さらにFUNDINNOでのクラウドファンディングで追加調達を実施しているとしている
  • 株式投資型クラウドファンディングを含めた累計調達額は4.4億円で、資金は拠点網拡大とプロダクト開発、組織体制強化に充てるとしている
  • 同社は医薬品卸売販売業の許可を持つ卸売事業者として、医療機関の余剰医薬品を必要とする施設に融通する仕組みを提供しているとしている

出典:クリオネ / 医薬品流通改善DXプラットフォーム「9lione(クリオネ)」、シリーズA1.2億円、累計調達額は4.4億円に。エクステンションラウンドをFUNDINNOで実施

サトシサトシ
医薬品の需給ミスマッチを卸免許ごと抱えて解消しにいく構造が面白い。累計4.4億円という規模感もこの領域では大きい。
リリース その他 2026-09-10

医療従事者向けの情報共有クラウド「Medteria」を運営するメドテリアが、総額1.4億円の資金調達を実施したという発表。

  • 第三者割当増資1億円と日本政策金融公庫の資本性ローン4000万円を合わせ、総額1.4億円を調達した
  • 医療従事者・医療系学生約6万人が利用するサービスの機能開発と、法人向け事業の強化に資金を充てるとしている
  • 累計調達額は2.4億円となり、事業の詳細な収益状況や利用実績の推移は公表されていない

出典:メドテリア株式会社 / メドテリア、1.4億円の資金調達を実施。6万人が利用する医療コミュニケーションクラウド「Medteria」の事業拡大を加速

サトシサトシ
医療従事者コミュニティを軸に採用や広告に広げるモデルは、規模が出るかどうかが本当の勝負だと思います
リリース その他 2026-09-08

医療機関の電話にAIが応答するイタリア発の音声アシスタントを日本向けに作り替える調査に着手したという発表。

  • 医療機関の電話対応を担うイタリアIcarus社のAI音声アシスタントについて、Yapが2026年8月25日にサービス契約を締結し日本向け調査を始めた
  • イタリアの診療所での導入例では、月5,000人超の対応で平均応答5秒、電話が95%減ったとIcarus社が公表しているとしている
  • 3段階中の第1段階の調査のみで、日本での提供開始時期や料金は現時点で決まっていないとしている

出典:Yap / Yap、イタリアIcarus社と本契約を締結 医療機関の電話を一次受けするAIを日本向けに作り替えへ

サトシサトシ
電話対応の負担は実感がありますが、緊急かどうかの見極めをAIに任せる部分の設計が肝だと思います。
リリース その他 注目 2026-09-02

訪問看護・病院向けにシフト作成代行と自動生成AIを組み合わせたサービスを本格展開するという発表。

  • 初月はシフト作成そのものを代行し、現場のルールをハード制約・ソフト制約に整理したうえで数理最適化による自動生成へ約3か月で移行する
  • 代行と自動生成基盤の構築を含む最初の3か月の費用は150万円からで、事業所数やスタッフ数、制約の複雑さにより変動するとしている
  • 外部の生成AIを最適化計算に必須としない構成で、院内サーバーなどローカル環境での運用にも対応するとしている

出典:ニチテック / NITI Technology、シフト作成代行と自動生成AIを本格展開—初月から代行、約3か月で自動生成へ

サトシサトシ
シフト作成の暗黙知を言語化してから自動化するという順番が現実的です。現場のルールをいきなりAIに委ねない設計は好感が持てます。
リリース その他 注目 2026-08-31

LINEで面会予約から入退室までを完結できる施設向けサービス「KAKERU 面会予約」の提供を始めたという発表。

  • 介護・医療施設向けに、代理人がLINE公式アカウントで24時間365日面会予約・変更・キャンセルを行える機能を提供する
  • 予約日にはスマートロック「RemoteLOCK」と連携した入室用QRコードと暗証番号をLINEで自動送付し、非接触で入室できる。初期費用50万円、月額3万円(いずれも税抜)とした
  • 面会終了5分前の自動リマインドや、月カレンダー形式の予約管理・CSV出力など施設側の管理機能もあわせて提供する

出典:株式会社ミライク / LINEで完結!施設向け面会予約・スマートロック連携サービス「KAKERU 面会予約」を提供開始

サトシサトシ
面会予約の電話対応が減るのは現場にとって助かる話です。価格も明快で導入しやすそうだと感じました。
リリース その他 2026-08-30

介護・福祉施設向けのシフト自動作成アプリ「shiftsemi」の提供が始まったという発表。

  • 介護・福祉施設の施設長自身が生成AIを使い、希望休や夜勤条件などを反映したシフト作成アプリを開発した
  • 2026年8月29日に提供開始。料金は月額基本2,000円に職員1人あたり100円を加算する仕組みで、40日間の無料体験がある
  • 完全自動化ではなく、自動作成した案を画面上で微調整する設計にしたとしている

出典:一般社団法人日本福祉人財開発協会 / 「介護施設のシフト作成が大変すぎる」現場の声から誕生、施設長が生成AIと開発したシフト自動作成アプリ「shiftsemi(シフトゼミ)」を提供開始

サトシサトシ
医療者向けではないけれど、現場の声から始まった開発というのは共感します。外来でも使えそうな発想です。

知識グラフでEHRから多発性硬化症患者を同定し、治療薬の処方トレンドを解析したという論文。

  • 2つの医療システムの2004年から2022年のEHRデータから教師なしの表現型判定アルゴリズムで患者を同定し、計29169人を解析した
  • 表現型判定の精度はAUROC0.994と0.922、B細胞除去療法の処方は2018年以降増加傾向(傾き0.051、p=0.001)を示した
  • 多発性硬化症という一分野のデータであり、処方パターンの解析にとどまり臨床アウトカムの評価は行っていない

出典:PLOS Digit Health / Knowledge graph-guided multiple sclerosis identification and therapeutic trend analysis: Real-world evidence from two large healthcare systems.

サトシサトシ
個々の患者より処方トレンドを俯瞰する使い方としてのAIは面白い。ただ神経内科という狭い領域の話ではある
リリース その他 2026-08-27

日本医科大学消化器外科がAI英語論文執筆支援ツールを医局員50名に導入したという発表。

  • 「Paperpal」を2026年8月24日から消化器外科医局員50名に導入し、2か月のトライアルを経て正式採用したとしている
  • まずは論文執筆に一定のノウハウがある医局員から利用を始め、効果が見込めれば全医局員約140名への展開も検討するとしている
  • 手術と研究を両立する外科医の論文作成時間の確保が課題との認識から導入され、若手の負担軽減も期待するとしている

出典:カクタス・コミュニケーションズ株式会社 / 日本医科大学消化器外科、医局員50名を対象にAI英語論文支援ツール「Paperpal」を導入

サトシサトシ
臨床業務と研究の両立という悩みは僕も共感します。論文作成のハードルを下げる取り組みとしては現実的な一歩だと思います。
リリース その他 注目 2026-08-21

全身MRIスキャンとAIを組み合わせた予防医療サービス「AI Dock」が正式提供を開始し、シードラウンドで約2.6億円を調達したという発表。

  • 被ばくのないMRI撮像法DWIBSを中核に、脳MRI・肺CTなどの画像検査と血液検査、ライフスタイルデータを統合した検査サービスを開始
  • シードラウンドで約2.6億円を調達し、出資者には人間ドック予約サイト運営のマーソ社などが名を連ねる。個別の出資額は非開示
  • 検査後の継続支援を担う「ナラティブAIレポート」や「パーソナルAI」について、現時点で具体的な精度や効果のデータは示されていない

出典:BEC / BECのカンパニークリエーション第一弾、AI Dock社が全身スキャン×AIの予防医療サービス「AI Dock」正式提供を開始、シードラウンド約2.6億円を調達

サトシサトシ
検査を受けて終わりにしないという発想は良いけど、AIレポートの中身がどこまで臨床的に妥当かは今後の検証次第だと思う
リリース その他 2026-08-14

シフトメディカルが自費診療クリニック向けの成長支援プラットフォーム「ドカリー」を公開したと発表。

  • 美容医療・自由診療を行うクリニックを対象に、サービス比較や専門家相談、開業支援などを集めたプラットフォームを公開した
  • 全国約10万のクリニックを想定し、メニュー導入の知見や物件情報、無料相談などの機能を2026年8月13日から提供するとしている
  • 料金体系や利用条件はリリースに具体的な記載がなく、AI活用についても言及はない

出典:株式会社シフトメディカル / 「自費クリニック経営のすべて」が、ここに。国内10万のクリニックを“予防のかかりつけ医”へ導く成長支援プラットフォーム「ドカリー(Docally)」本日8月13日公開

サトシサトシ
医療DXというより経営支援サービス寄り。自費診療の情報格差を埋める狙いは分かる
リリース その他 2026-08-11

看護師の振り返りをAIが支援するアプリの開発資金を地方銀行から調達したという発表。

  • 2026年1月にApp StoreとGoogle Playで公開した看護師支援AIアプリ「マイプリ」の機能開発と現場実証に、十六銀行からの融資を充てる
  • 運営元は個別伴走支援を通じてこれまでに延べ400名以上の看護師から相談を受け、70名以上に継続的な1on1支援を提供してきたとしている
  • 調達額は公表されておらず、資金は開発体制と運用体制の強化に充てるとされている

出典:株式会社ナースX / 株式会社ナースX、看護師支援AI「マイプリ」の社会実装に向け、十六銀行より資金調達

サトシサトシ
看護師が辞める前に相談できる場所、これ意外とちゃんと無いんですよね。地銀が伴走してるのも良いと思います