医療DX・医療AIの論文、プレスリリース、ニュースから、臨床と医療ビジネスに効くものを毎日選んで要約しています。

2026年11月5日(木)のおすすめトピック

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リリース 電子カルテ・記録業務 注目

東日本メディコムが、訪問診療の音声や画像をオフラインで記録しAIのカルテ下書きにつなげるアプリ「MC-Drive GO」の提供を始めたという発表。

  • iPhone/iPad向けで、患者宅や介護施設での会話を録音し、帰院後にMC-Drive for Clinicへ取り込む仕組み
  • 提供開始は2026年11月4日。価格は月額5,000円から(税抜、MC-Drive for Clinic連携時)
  • 記録は転送まで端末内に保存し、転送後のAI処理は国内に限定すると説明している。記録時間の削減幅は示していない

出典:東日本メディコム株式会社 / 訪問診療を支援するモバイルAIアシスタント「MC-Drive GO」提供開始

サトシサトシ
在宅の訪問先は電波が弱い家も多いと聞きます。薬局向けに続いて医科でも、帰ってから取り込む形にしたのは現実的だなと思いました。

エクイタスメディカルが運営を支援する茨木こうもと内科クリニックで、看護師同席型オンライン診療「D to P with N」を始めたという発表。

  • 遠隔の担当医が別の医療機関等からオンラインで診察し、院内の看護師が同席して観察や測定の結果を医師に伝える
  • 2024年末の就業看護師は1,363,164人で、うち診療所は194,668人。同社はこの人材と医師の判断を結ぶ狙いと説明している
  • 診療件数や効果の数字は示されていない。今後はへき地など医師の確保が難しい地域への展開も視野に入れるとしている

出典:エクイタスメディカル株式会社 / 医師の療養中も、地域の医療を途切れさせない。エクイタスメディカル、茨木こうもと内科クリニックで看護師同席型オンライン診療「D to P with N」を開始

サトシサトシ
一人院長のクリニックが休むと、近くの薬局も患者さんも困ります。顔なじみの看護師さんが残る形なら、処方の継続も相談しやすそうです。
リリース 画像診断AI

ドクターネットが韓国Coreline Softと提携し、胸部CTから冠動脈石灰化スコアを自動で分析するAI「A-VIEW CAC」を国内で販売するという発表。

  • 遠隔画像診断支援サービス「AI-RAD」を通じて全国の医療機関に提供する。心電図同期と非同期の非造影CTの両方に対応する
  • Agatston、体積、質量の各スコアと血管別の定量結果を出す。ドクターネットは年間約370万症例の遠隔読影支援を扱うと説明している
  • 追加撮影が不要という点はリリース側の説明。精度の数値は本文に無い。クラスIIの管理医療機器として認証を受けている

出典:株式会社ドクターネット / ドクターネット、Coreline Soft Co., Ltd.と「胸部CT画像解析AIエンジン Coreline A-VIEW CAC」の販売に関する業務提携を開始

サトシサトシ
健診の胸部CTから石灰化が分かるようになると、脂質管理の相談が増えそうです。数値が出た後に誰が説明するのかが、導入側の悩みどころかなと。

群馬大医学部付属病院が、電子カルテの情報から生成AIで医療文書の下書きを作るシステムの運用を始めたことについて、上毛新聞が報じました。

  • AIが電子カルテに蓄積された情報から診療経過などを整理要約し、それを基に医師らが文書を仕上げる
  • 記事に挙がるシステム名は「NEXT Stage Document Assistant」。読める範囲に導入規模や削減時間の数字は無い
  • 群馬大の担当者は、文書作成の負担を減らして患者への対応に力を注げる環境をつくると説明している

出典:上毛新聞電子版 / 医療文書下書き、生成AIを活用 群馬大病院、患者対応注力で | 上毛新聞電子版|群馬県のニュース・スポーツ情報

サトシサトシ
紹介状やサマリーの下書きが揃うと、受け取る薬局側の読みやすさも変わりそうです。削減時間の数字が出てくるのを待ちたいです。

富士フイルムメディカルが、自治体のがん検診の二次読影を支援するクラウド「SYNAPSE PCS」を発売したことについて、医療テックニュースが報じました。

  • 対象は胃内視鏡検診と胸部X線の肺がん検診。自治体、医療機関、医師会をつなぎ、画像、問診情報、判定結果を一元管理する
  • 発売の発表は11月4日。自治体は受診状況を一覧で出力し、対象者情報と照合して勧奨や効果検証に使えるという
  • 読影医の不足や検診ごとのシステムの違いを課題とする同社の説明で、負担軽減の効果を示す数字は記事に無い

出典:医療テックニュース / 富士フイルムメディカル、対策型がん検診クラウド読影システム発売 胃・肺がん検診画像を一元管理

サトシサトシ
二次読影の運用は地域の医師会ごとに違うと聞きます。クラウドに揃えるなら、医師会がどこまで乗るかで広がり方が変わりそうです。
ニュース その他

徳洲会とシーメンスヘルスケアが、フォトンカウンティングCTの臨床活用で2年間の基本合意を結んだことについて、医療テックニュースが報じました。

  • 福岡徳洲会病院、宇治徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院の3施設に「NAEOTOM Alpha.Peak」を導入する
  • 合意期間は2年間。装置はX線管と検出器を2対搭載するデュアルソース型で、がん、循環器、脳神経などを対象にする
  • 導入時期や金額は記事に無い。3病院で得た知見をグループ内で共有し、幅広い現場での活用につなげるとしている

出典:医療テックニュース / 徳洲会とシーメンス、フォトンカウンティングCTの臨床活用で基本合意 3病院に導入へ

サトシサトシ
造影剤の量や被ばくの話にどこまでつながるのか、薬剤師としても気になります。3病院の症例がどう共有されるのかを見ていきたいです。

米CMSが2027年のメディケア医師報酬規則を確定し、提案より深い引き下げと外部RPM事業者への制限の先送りを決めたことについて、Fierce Healthcareが報じました。

  • 規則は2,468ページ。外部の遠隔患者モニタリング事業者への制限を先送りし、MIPSの従来報告は2031年の評価期間から終える
  • 適格APM以外の換算係数は33.40ドルから32.63ドルへ2.31%減、適格APM参加者は1.83%減。7月の案は1.68%減と1.19%減だった
  • 同日の診察と小手術は低い方の報酬を20%減額する。案の50%減からは緩和された

出典:Fierce Healthcare / CMS finalizes steeper Medicare physician pay cuts for 2027, delays restriction on third-party RPM vendors

サトシサトシ
仕組みは日本の改定と違いますが、重複請求を締める向きは似ています。RPMの制限がなぜ先送りになったのかは、続報で確かめたいです。

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