ニュージーランドと中国の糖尿病コホートで心血管リスク予測式の予測因子を比較し、高所得国モデルの国外転用に伴う較正誤差を検証したという論文。
- NZ(2004〜18年、47,958人)と中国(2010〜18年、46,558人)の糖尿病患者コホートで、性別ごとに16因子から心血管5年リスク予測式を独自に導出した
- 年齢の影響が国により大きく異なり(女性のHRはNZ1.61倍/10歳、中国2.51倍/10歳)、NZ式を標準較正しても中国データでの期待/観測比は0.81〜0.94にとどまった
- 年齢の係数だけを中国のデータに置き換えると期待/観測比は1.02〜1.03まで改善し、標準的な較正だけでは不十分だと示された
海外のリスク予測式をそのまま輸入すると年齢の効き方がずれる。日本のデータでも同じ検証がいずれ要る